こんにちは、eMseedの浅田です。
本日は、私が動画クリエイター育成スクールの講師業として携わっている様子を、一部お届けしたいと思います。
私が所属しているコミュニティでは、オンラインで学べること以外に、全国各地で撮影実践会を毎月どこかの地域で開催しています。
今月は、私が担当する関西で開催があったことから、そちらの様子を皆さまにお届けします。
関西支部の撮影講師として3年間、受講生にカメラや撮影ノウハウをお伝えしてきた私ですが、気づけば現在1500名を超える動画クリエイターコミュニティへと発展しています。
リアル撮影実践会当日は、地方からの参加者も複数いたりで行動力のある人たちがたくさんいました。
実践会では機材が参加者へ支給されて、10:00-18:00までみっちりカメラや照明、ピンマイクの使い方から顧客インタビューの撮影実践など、
一連の撮影体験を会場で直接お届けしています。
リアル撮影実践会後には懇親会を行っているので参加者同士、横の交流ができるのも良いところです。
少し脱線しますが、今回の懇親会でたまたま席が一緒の方が、なんと同じ茨木市在住のご近所さんでした。
今は地元茨木で高校教師をしている傍ら、近い将来は動画クリエイターとしての働き方を夢みて、日々活動されているとのことで刺激にもなりました。
では、ここからは撮影実践会の様子をお届けします。
まずは、参加者同士の自己紹介タイムから始めていきます。
動画クリエイターとして、お仕事を獲得していく動きも必要になるので、自身の紹介を名刺持参のうえ1on1の異業種交流会スタイルで全員とおこなっていただきました。
この形は次回も継続していきたいと思います^^

名刺交換後は、いよいよカメラについて学びを深めていきます。
過去、カメラに触れたり撮影できる時間を多くとってほしいとの要望があり、座学を現在はオンラインで済ませたうえで、当日は1人1台支給されるカメラの開封〜設定から始めていきます。
参加者全員が足並みを揃えて午後からの撮影実践に挑める状態をつくっていきます。
1つ1つ名称の解説や、設定をいじるとどのように反映するかなど、スクリーンにカメラを投影して一緒に確認しながら説明していくことは、
自分自身の理解度UPや頭の整理にもなるので、改めてアウトプットは大事だなと実感します。
「知る、わかる、できる、教える」能力開発4ステップの中でも、「教える人」が一番深い学びを得るのも納得です。


参加者からの積極的な質問や、その場でメモに書き留めてもらっている光景を目にすると、やって良かったと思えます。
カメラの事前チェックシートへの記入が全て終わり、無事に全員が同じ設定値で午後からの撮影事前準備ができれば、午前中の時間は一旦終了です。


お昼からは、各チームに分かれてピンマイク・三脚・照明をローテーションで学んでいただきます。
ピンマイクは、私もクライアントワークで使用するものと同じSONYのワイヤレスピンマイクを使って学んでいきます。
TVで使われる機会も多いこちらの業務用ピンマイクは、B帯と呼ばれる周波数帯を指し、音がクリアなうえ回析性が高く周波数が低いため、電波の波長も長く安定した運用に適しています。

その他、三脚の扱い方や照明の充て方、3点照明の比較など、機材に触れながら学べるこの時間は、気づきも多く貴重な経験になったとの声を過去たくさんいただいていたことから、継続して今も行なっています。


参加者同士でも助け合いが生まれていたり、できる人が教える側にまわっている姿は素敵な光景でした。
「人が増えれば知識不足は解消される」とはまさにこのことなんだと。
コミュニティの強さを実感しました。


関西では、声をかければ快くOKしてくれる技術サポートスタッフがいたり、コミュニティを良くしようと率先して運営に手を挙げて入ってくださるメンバーには改めて感謝です。
後半最後は、いよいよ本番同様のインタビュー撮影をチーム内で役割を決めて挑んでいただきます。
事前に構図のモデリング先を選んできていただくように課題を出していましたので、現場では、「画角・アングル・フレーミング」を忠実に再現してもらいます。
セッティングに費やす時間は30分に設定し、よい緊張感を与えたうえで、2cam分のカメラ設営担当+手持ち撮影担当+インサート担当にぞれぞれ分かれて行なっていただきます。
その他、照明・ピンマイク担当に加え、撮影中の音声トラブルが起きた時の対応者として、モニタリング担当にも1人就いていただき、インタビュアーとインタビュイーを決めたら、いざ撮影スタートです。


3チームがローテーションしながら、主体性をもって1人1人が役割を担い、チームでアイディアを出し合いながら現場をつくりあげていただきます。
このような撮影実践会が毎月無料で開催できちゃう今のこのコミュニティはエグい。
ということで、最後に実際のインタビューの撮影シーンと共にお別れしたいと思います^^
