こんにちは、eMseedの浅田です。
本日は、映像制作事業で進めているひとつ、地域コミュニティの活性化を育む狙いでスタートした、大阪北摂人魅力発信プロジェクトについてお伝えします。
私が今住んでいる大阪北摂エリア(茨木・箕面・吹田・豊中)でまだあまり認知されていない、けど素晴らしい地域社会貢献活動を行なっている「人」にスポットをあてた企画になります。
今回は、その撮影&編集を経て公開となった第1弾の制作物を皆さまにもシェアします。
日頃は、私が手掛ける映像制作や写真撮影は、契約や権利上の点から、一般に実績公開できない案件やジャンルを扱うものが多いのですが、
こちらは、普及を目的に人と人を繋ぐプロジェクトとして動き始めた創作活動になるので、お客様のご紹介も含めシェアさせていただきます。
実際に制作した動画↓↓
自然栽培農家 坂東諭氏
大学卒業後に教育関連会社に4年間在籍。その後、祖父の代から経営している理美容会社に入社し20年間美容関連の仕事に従事する中、食事の大切さを痛感。
2019年自然栽培の師匠となる佐伯氏と出会い自然栽培に取り組み、2021年自然栽培農家に転身。
現在は、最も難しいと言われているいちごの栽培を無農薬・無肥料で栽培中。
HP : https://feea.stores.jp/
箕面市の農地を活用して、安心安全で美味しいいちごづくりをされている坂東さんと、富いちごジャムの製造者で東京ミシュランガイド4年連続受賞の
中野シェフとの製造ストーリーを、対談形式で私が撮影・編集したものになります。
視聴者に動画を見続けてもらいCTA(行動喚起)に繋げるための動画構成は、「AIDA」をベースに改編しております。
動画は、集客媒体として自社商品の販売や教育に適したYouTubeにUPし、効果測定を行いながら各プラットフォームにも横展開しています。
YouTube動画をQRコード化して、紙媒体でも活用いただける仕組みを説明し、QRコード→YouTube or 富いちごジャム公式SHOPへの導線は、
商用利用可能でアクセス状況も確認できる「クルクルmanager」を起用しています。
QRコード作成にこの「クルクルmanager」を導入している点は、読み取り回数+ユニークユーザー数+読み取り場所の統計をリアルタイムで確認できる利点があるからです。
グラフ表示でアクセス状況を視覚的に確認することができて、QRコード作成から効果測定まで一貫した管理が可能な「クルクルmanager」は無料・無制限で利用できるので、
マーケティングツールとして皆さもぜひご活用してみてください。大変オススメです^^
撮影の方は、当初自然豊かな富いちごハウスからお届けする予定でしたが、雨天のため急遽室内での撮影に変わりました。
撮影カメラは3台、1台は全体の引き画(空間の雰囲気を取り入れ状況説明がわかる構図)、2台目は製造ストーリーを展開する中野シェフへの寄り画
(没入感、キラーメッセージでインパクトを与えたい時に使用。相手のリアクションが読み取れる坂東さん側背後の構図)、3台目は話しの展開毎にカメラポジションを変えながら画をつくり、
メリハリや視聴維持率を上げる施策で使用しております。
撮影現場の様子↓↓


ちなみに今回の対談式動画、お二人が座るポジションにも意味をもっています。
撮影の仕事をしていると「右か左か」人を配置するときにどちらに座ってもらうかを決めないといけないシーンにちょくちょく遭遇します。
映像業界では例外を除いて、基本的には舞台と同じ考え方になります。
「舞台における観客の視点=カメラ」で、上手・下手を使い分けます。

上手には優位の印象効果があり、下手には劣位の印象効果があるとされています。
例えば、映像の中で主人公が画面左から右に向かって走り出すと、前向きで積極的な印象を与えることができます。
司会者とゲストが対談式でトークテーマを展開する今回の動画コンテンツでは、司会者が左/下手に居て、ゲストが右/上手に居ることが自然な配置と言えます。
対談撮影時だけでなく、サムネイルや動画内のインサートも右側に中野シェフ、左側に坂東氏の立ち位置を狙って撮影しています。
ただ、現場のシチュエーションや演者の要望等で向きが逆になることももちろんあります。
どちらが正しいという考え方ではなく、多様な発想も尊重しつつも、1つの動画内で左右の意味合いは統一しておきたいと思って日々撮影しています。
制作に関するエピソードはこの辺りにして、富いちごプロジェクトでは、大阪府箕面市の耕作放棄地の再生を行いながら、
無農薬・無肥料・無除草剤による地球環境にやさしい自然栽培農法にていちごを栽培されています。
今現在は、新たな特産物の創造による地域活性化を目指しながら、2025年に開催される大阪・関西万博出展を目指して活動中とのことで、
同じ大阪北摂地域に住むeMsedでも引き続き、お力になれるようにPR事業を強化して参りたいと思います。
最後に…
「富いちご」の由来は、箕面市が富くじ(現在の宝くじ)の発祥地であり、当選者には招福と健康を願う特別なお守りが渡されていたことから、自然の力で育った富いちごを食べて頂くことで、
「招福と健康」をお届けする想いを込めて命名されたとのことでした。